9月 一日活動
9月一日活動についてお伝えいたします。
9月一日活動は、筑波大学附属坂戸高校の農場をお借りして農業体験(畜産)を行いました。
当日までの準備として、たまみずき朝霞から筑波大学附属坂戸高校まで車で行くにはどれくらいの時間がかかるのか調べたり、何時に何をする予定になっているかの計画をし、予定表をみなさんが分かるよう作成し掲示しました。
また、当日は豚や鶏の動物とふれあいがありますので、豚や鶏の絵を描いたり、豚や鶏の種類について事前に学びました。
予定表や絵は、みなさんとても丁寧に作成してくださり、見やすいものが出来上がりました。
当日は、たまみずき朝霞でみなさんの作成された予定表を使って予定を確認した後、出発しました。
高校生との交流や豚や鶏とのふれあい、卵採りの体験など楽しみにしながら、到着までの車内も大変賑やかでした。
筑波大学附属坂戸高校に到着すると、生徒のみなさんがあたたかく迎えてくださいました。
お互いに緊張しながらも、自己紹介をし高校生のみなさんと一緒にお昼ごはんを食べました。
高校生のみなさんが明るく、素敵な笑顔でお話をしてくださったこともあり、たまみずき朝霞のみなさんもすぐに意気投合されていました。
すぐにお互いにお名前を覚えられ、お名前で呼び合う場面も見られました。
お昼ごはんを終えると、早速学校内にある農場へ出発しました。
はじめに黒豚とのふれあいを行いました。
9/10(日)に子豚が産まれたとのことで、たくさんの子豚が見られました。
高校生のみなさんにお手伝いしていただきながら、子豚を抱っこすることができました。
何度か抱っこしているうちに上達し、子豚も動くことなく穏やかになっていました。
たまみずき朝霞のみなさん同士でも「抱っこする?」と声をかけあいながら、子豚とふれあわれていました。
たくさん鳴いたり、動いたりする子豚に驚きながらもみなさん優しい手つきでふれあいができました。
次に鶏小屋に移動しました。
茶色い鶏と白い鶏を見ることができました。茶色い鶏は、「ロードアイランドレッド」白い鶏は、「白色レグホン」という種類とのことです。
高校生の方に鶏を持っていただき、触ることができました。
くちばしもあり、少し怖さもありましたがとても大人しい鶏でした。
鶏の動きや鳴き声のマネをされる方も居り、大変盛り上がりました。
高校の先生にもご協力いただき、鶏を持たせていただきました。
鶏の体温を肌で感じ、とても癒されました。
卵採り体験も行いました。
鶏舎に移動して卵を採りました。
白い鶏は、白い卵を茶色い鶏は、茶色い卵を産むということを目で見て実感することができました。
高校生の方と2人組みになって、卵採りを行っています。くちばしで突かれるのでは?という怖さの中恐る恐る卵を採られていました。
卵を無事採ることができ、高校生の方とハイタッチです。
高校生の方々が優しく卵の採り方を教えていただいたおかげで、たまみずき朝霞のみなさん全員が自分の卵を採ることができました。
卵を採ったら、採った卵を洗います。
卵って洗うんだ!!と驚かれている方もいらっしゃいました。
普段の生活では、できない経験をさせていただきました。
スーパーやお店に並んでいる卵は、このような過程を経ているということを学ぶことができたと思います。
高校生の方に手を引かれて、鴨の見学もしました。すごく近くで見ることができ、驚きながらも興味津々でした。
学校の農場に放牧されている豚が自分の小屋に帰る様子も見学させていただきました。
高校生の方が放牧場の扉を開けると、豚が自分の小屋へと歩いていきます。豚って自分のお家が分かるんだね!頭良いね!とみなさん関心されていました。
学校内に里山造林地があり、そこでどんぐり拾いもさせていただきました。
いつも見るどんぐりより、とても丸くて大きくみなさん夢中になって拾われていました。
高校生の方々と一緒にどんぐりを探しながら拾い、たくさんの笑顔が見られました。
手の中・ポケットの中がどんぐりでいっぱいになりました。
ご自分で採られた卵とどんぐりは、ご自宅へのお土産にしました。
昨年度も農業体験を行いましたが、今年度も筑波大学附属坂戸高校の先生方と生徒みなさんのご協力があり、活動を行うことができました。感謝申し上げます。ありがとうございました。
今後も継続して、ご一緒に活動ができれば幸いかと思っております。
たまみずき朝霞のみなさんにとっても、普段の生活では経験することのできない貴重な経験をすることができました。
私たちが普段食べている卵はどうやって産まれているのか、採られているのか、パックに詰められているのかまで身をもって学ぶことができました。
また、命の大切さ・食の重要さを体験の中で感じていただけたかと思います。
そして、学校の先生方や高校生の方々がとてもあたたかく優しくご指導していただいたおかげでまた会いたいと言われるたまみずき朝霞のみなさんも多数いらっしゃいます。
新しい出会いの体験もすることができました。
たまみずき朝霞の車が出発しても、高校生の方々が姿が見えなくなるまでお見送りをしてくださり手を振ってくださいました。たまみずき朝霞のみなさんも車の中でバイバイ!またね!さようなら!と手を振っていました。
農業体験後は、体験させていただいた感謝をお手紙に書きました。みなさん思いの丈をお手紙に書いてくださっています。
購入された卵は、すき焼きや親子丼にして美味しく食べられたそうです。
農業体験で学ぶことのできた命の大切さ・食の重要さ・素敵な出会いを今後の生活に活かしていただければと思います。
活動の準備をされたみなさん・参加されたみなさん・ご多忙の中農業体験をさせていただいた筑波大学附属坂戸高校のみなさん本当にありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。